STORY 物語

vol.3 聖アドルファス祭

  • 物語 聖アドルファス祭
  • 物語 聖アドルファス祭

謀反人として捕らえられたバーソロミューは、アリエナの国王への嘆願も空しく処刑される。アリエナは、父から奪われた爵位を取り返すまで戦うという誓いを守るため、弟のリチャードを国王軍に入れる決心をする。父が残した金は、よこしまな神父によって使われてしまい、アリエナは羊毛を売ってリチャードのための鎧と馬を買おうと考える。

キングズブリッジ修道院では聖堂の再建が始まっていた。再建の資金を作るため、院長のフィリップは、キングズブリッジで市場を開こうと考える。

石切り場に聖堂建立の石を取りに行ったトムは、ウィリアムに邪魔される。石を使う権利をかけてウィリアムの手下、ウォルターと決闘したジャックは、負けて手の骨を砕かれる。フィリップは石を手に入れるために夜中に石切り場へ向かう。それに気付いたウィリアムたちの目の前でフィリップたちは、聖歌を歌い始める。すると夜明けの光がフィリップの十字架を照らす。神の罰を恐れるウィリアムはその光景にたじろぎ、フィリップたちは無事に採石を始める。

ウェイルラン司教はリーガンと結託して、キングズブリッジで建築中の聖堂をシャイリングに建てるよう国王に進言しようと企む。聖アドルファスの祭りでキングズブリッジの聖堂建立が進んでいないことを見せれば、国王スティーブンはシャイリングに建てろと言うはずだ、と2人は思っていた。

国王がやってくると知って、フィリップは聖堂建立を少しでも進めようと焦るが、人手が足りない。このままでは国王はシャイリングに聖堂を作れと言うかもしれない…。彼が絶望しかけたその時、近隣の村から大勢の者が手助けにやって来た。そして祭りの当日、手のケガにもかかわらず仕事を続けたジャックが、聖アドルファスの像を見事に作り上げてスティーブンの前に披露する。像の前にひざまずくスティーブン。その時、赤い塗料が骸骨に垂れる。スティーブンは、夢に見たヘンリー一世の「骸骨が赤い涙を流す時、スティーブンの王国は終わる」という言葉を思い出す。そこに、モードの軍がリンカーンの街を奪ったという知らせが届く…。